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休符には2種類あります。
休符は、単純休符と付点休符の2種類です。
基本的に、単純休符は「休符」、付点休符は「付点休符」と呼ばれることが多いと思います。
休符は「音を出さない時間の長さ」を表しています。
単純休符(たんじゅんきゅうふ)
付点のつかない休符を単純休符といいます。
全休符
すべての音の長さの基準になります。
4分休符4つ分と、まずは覚えておきましょう。
第4線の下にくっついているのが、全休符です。
Point!
全休符にだけ、特別なルールがあります。
基本は4分音符4つ分ですが、すべての拍子に共通で、1小節間全部休止の時にも用いられます。
4/4拍子だけでなく、2/4、3/4、6/8など、その拍子で用いてもOKです。
2分休符
全休符を2個に分けた休符です。
2分音符と同じ長さです。
第3線の上に乗っているのが、2分休符です。
4分休符
全休符を4個に分けた休符です。
4分音符と同じ長さです。
8分休符
全休符を8個に分けた休符です。
8分音符と同じ長さです。
16分休符
全休符を16個に分けた休符です。
16分音符と同じ長さです。
32分休符
全休符を32個に分けた音の長さです。
32分音符と同じ長さです。
これより短くなった音もあります。
全休符を64個に分けた64分休符もあります。
このように、数字が大きい方が音の長さが短くなります。
図で表すとこんな感じになります。
上記で説明したものを、図で表すとこのようになります。
1、2とも同じ意味です。好きな方で覚えましょう。
その1
その2
付点休符(ふてんきゅうふ)
付点のついた休符を付点休符と言います。
付点が1個付いた「付点休符」
付点が1つだけついたものを付点休符といいます。
左から順番に、付点4分休符、付点8分休部、付点16分休符、付点32分休符です。
Point!
付点休符は、「元の休符の長さ」と「元の休符の長さの半分(1/2)」を足したものです。
つまり付点8分休符は、
8分休符と、その半分(16分休符)分の長さになります。
付点が2個付いた「複付点休符」
付点が2つついたものを複付点休符といいます。
左から順番に、複付点4分休符、複付点8分休部、複付点16分休符、複付点32分休符です。
Point!
複付点休符は、「元の休符の長さ」と、「元の休符の長さの半分(1/2)」と、「元の休符の長さの1/4」を足したものです。
つまり複付点4分休符は
4分休符と、その半分(8分休符)と、その半分(16分休符)分の長さになります。
何小節も休みが続くときはまとめて書きます
休みが続く時には、図のようにまとめて書くことがあります。
数字は休止する小節の数です。
数字は休止する小節の数です。
休みだからと気を抜かずに、数えましょう。