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音楽の3要素。メロディー・ハーモニー・リズム
リズムは音楽を作るうえで大切な要素の1つです。
メロディーは音の高さが大切だと思ってしまう傾向があります。
始めたばかりの人も、かなり経験を積んだ人でも、音の高さを読みたくなります。
しかし、メロディーはリズムです。
コールユーブンゲンという、ソルフェージュの勉強にかかせない名著があります。
その冒頭には、こう書いてあります。
メロディーは、リズムである。
メロディーは、音の高さがついているリズムである。コールユーブンゲン
そう、メロディーはリズムの流れなのです。
リズムを正確に読むためには、次の順で練習することが大切です。
- 一番先にリズムを読む
- リズムに階名をつけて読む
- 実際の音の高さをつけてリズムを階名で歌う
- 楽器の場合は楽器で実際に演奏してみる。歌の場合は、歌詞をつける
音の高さを先に読んでしまうと、知っている曲ならなんとなく雰囲気で演奏出来てしまいます。
すでに、曲(なんとなくのリズム)が頭の中にあるからです。
それが出来てしまうと、リズムを読まなくとも演奏出来てしまうため、
リズムを読むことをやめてしまって、なんとなく演奏する人も多いのです。
曲の1番と2番では、微妙に違ったりするリズムを、無視したまま演奏する人もいます。
リズムは曲の命です。
リズムを先に読む癖をつけましょう。