最初に
記事を読むまで、思いもしなかったこと、考えたこともなかったこともあると思います。
当たり前のことでさえも、改めて読むと本当に大事だなと感じてくれるはずです。
無料で誰もが読める形にしたのは、音楽を奏でるうえで悩んでいる人が、誰でも解決できる場所を作りたかったからです。
現代の人たちは、無料のものが当たり前で、そんなに大事にしなくなってきました。
無料だからと軽く読みすごしてしまうことなく、読んで行動に移してほしいと思います。
私は、音楽大学で音楽理論を勉強しました。
音楽の歴史
和声
対位
楽曲分析
人はどんな時に感動するのか
音楽を聴いた時に心が動く理由
名演奏の条件
などを学びました。
そこから長年にわたり、
「感動するの演奏はどのようにして作られているのか」
「名演奏家とよばれる人だけでなく、誰でも素晴らしい演奏が出来る方法」
を追求してきました。
自分が演奏する、演奏する人たちを指導する中で分かったこと、
演奏する人たちに知ってほしいことをまとめていきます。
すべての音楽表現に共通すること
ここに書かれているアドバイスは、楽器を問わずすべての音楽表現に共通だと思っています。
「基本が大事」
誰もが知っているはずのことです。当たり前すぎて意外に疎かになっていたりします。
書いてあることを読めば、そんなことはもうすでに分かっていると思うような簡単な内容もあるかもしれませんが、絶対に忘れてはいけない大事な内容です。
「心の準備」
基本以外の、知っておいてほしいこと。心構えです。この内容で悩んでいる方が多くいるはずです。
読むことで心がクリアになり、演奏が楽しくなるかもしれません。
知っている事も多いかもしれませんが、改めて読むことで、もう一度自分の中に落とし込んでほしい大切な内容です。
「音を音楽に変える方法」
私が、研究してきたこと、演奏するうえでの具体的なテクニックが書かれています。
知っているのと知らないのでは大違いだと思います。
音楽家の一部だけが知っていること、音楽大学で勉強した人でさえも、知らないことも書かれています。
素人の方は知ることが難しい内容だと思います。
名演奏を奏でる演奏家たちは、必ず取り入れているテクニックです。
これを読んでから名演奏を聴くと「なるほど」と思うはずです。
書かれている事はそんなに難しいことではありませんが、知らない方たちにとっては目からうろこはなずです。
名演奏家たちとの違いはこれなのか、と納得してもらえると思います。
そして、「楽典」「音楽理論」なども併せて
お伝えします。
【なんだか、演奏がつまらない】
【表現が薄い・平坦】
【もっと聴いてくださる方に伝えたいものがある】
など、自分の演奏に疑問を感じている方、悩んでいる方に読んでいただいて、参考にしていただけると嬉しいです。
一番大事なのは練習することです。
知識と経験を増やし、それを自分のものにするのには時間がかかります。
正しい方法で、正しい時間、練習しましょう。
小手先のテクニックや、感情論に頼ることなく、
地道な練習を繰り返し、
ステージの上で、または誰が聴いてくれるわけではなくとも自分自身が納得のいく演奏を奏で、
心から音楽を楽しいと思う瞬間にたくさん出会えるますように。