一番大切な音を決める(その2)
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一番大切な音は他の場所にもある

一番大切な音を決める(その1)で、大切な音を決めるというお話をしました。

その大切な音がある場所は以下の通りでした。

Point!
フレーズの中で大切な音がある代表的な場所は
  • フレーズの最高音
  • 2小節フレーズなら、2小節目の最初
  • 4小節フレーズなら、3小節目の最初

この代表的な場所の他にも、大切な音がある場所があります。

今回はその場所についてお話していきます。

大切な音がある場所

Point!
次の場所にも大切な音がある場合があります
  • フレーズの最初
  • フレーズの最後

フレーズの最初に一番大切な音がある場合

例 カロミオベン

最初の音が一番大切な音です。

フレーズの最後に一番大切な音がある場合

例 白鳥(サン・サーンス作曲)


フレーズの最後の音が一番大切な音です。

演奏のグレードがあがります

一番大切な音がある場所を見つけて、その音を特別なものとして大切に表現する。

そうすると、演奏の印象が一変します。

聞き手が、「次の音」「次の展開」を期待したくなる音の流れを作ることができます。

聞き手を引きつけて離さない演奏は、大切な音を決めることから生まれます。

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