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フレーズの中で、一番大切な音を決めましょう
フレーズとは【旋律】、もっと簡単にいうと、メロディーのひと固まりのことです。
フレーズの中で大切な音は、次の場所にあることが多いです。
Point!
フレーズの中で大切な音がある代表的な場所は
- フレーズの最高音
- 2小節フレーズなら、2小節目の最初
- 4小節フレーズなら、3小節目の最初
より専門的に勉強していくと、和声の動きや、時代様式などをもとに、大切な音を決めることになりますが、
ここでは、上の3つの場所を参考にフレーズの中で一番大切な音を決めましょう。
『フレーズの最高音』が一番大切な音
例 別れの曲
ここではフレーズの最高音が一番大切な音になります。
『2小節フレーズで2小節目の最初の音』が大切な音
例 チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
2小節で1つのフレーズです。
それぞれフレーズの2小節目の最初の音が大切な音になっています。
『4小節スレーズで3小節目の最初の音』が大切な音
例 モルダウ
4小節フレーズです。
3小節目の最初が一番大切な音になっています。
一番大切な音を決めると
大切な音を決めると、
Point!
- 最初の音という出発点
- 一番大切な音という経由地
- 最後の音が終着点
が明確になります。
この3つを決めて、フレーズの形をはっきりとさせると、
演奏者の意図がしっかりと聴衆に伝わります。