連符(楽典)
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音符は下の図のように分けることが出来ます

単純音符

2、4、8、16というように等分することができます。

単純音符の場合

付点音符

3、6、12、24というように等分することができます。

付点音符の場合

 

まずは上の様に分けることが可能だという事を覚えておきましょう。

連符

上で説明した通常の分割以外に、

単純音符を3、5、6、7、9、10・・等分

付点音符を2、4、5、8、9、・・等分

する時があります。

 

この場合を連符といいます。

連符はのように、音符に分割ぶんの数字をいれて表します。

単純音符の場合の「連符」

各音の長さ分を、3連符、5連符、7連符、9連符と分けた場合、以下のようになります。

全音符 Tenpo 4分音符=60

2分音符 Tenpo 4分音符=60

4分音符 Tenpo 4分音符=60

8分音符 Tenpo 4分音符=48

 

付点音符の場合の「連符」

付点2分音符 Tenpo 4分音符=60

付点4分音符 Tenpo 8分音符=96

付点8分音符 Tenpo 16分音符=196

 

連符のルール

対象となる音符を分割する時は、以下のように表します。

  • 2等分、3等分(2連符、3連符)のときは、対象の音符の2等分の音符で表す
  • 4等分、5等分、6等分、7等分(4連符、5連符、6連符、7連符)のときは、対象の音符の4等分の音符で表す
  • 8等分、9等分、・・・15等分(8連符、9連符、・・・15連符)のときは、対象の音符の8等分の音符で表す

 

かっこで囲まれていない連符もあります

連符は数字をかっこで囲んでいるものと、囲んでいないものがあります。

数字だけだと「連符かな?」と悩むときもあります。見落とさないようにしましょう。

かっこ付き
かっこ無し
上の図はどちらも3連符、同じ意味です。

ここで大事なのは

大事なのは、連符の元になる音符が何音符であったかということです。

これが分からないと、何の音符を何等分するのかが分からず、拍にはめて演奏することができません。

 

何等分するかは数字で書いてあるので簡単ですが、元になる音符が何音符かをきちんと把握しましょう。

 

基本的には元になる音符の長さに、等分(均等に)に音を入れていきます。

Point!
連符が続いている中で、ある音は長く、ある音は短くというように、音の長さがまばらにならないように気をつけましょう。

 

メトロノームに合わせて、均等に音が入る様に練習します。

 

曲の作り方の中で、必要に合わせて、一番初めの音(最後の音)を、少し長く(短く)するなど、コントロールすることはありますが、まずはどの連符も均等になるようにしましょう。

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