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アウフタクト(弱起)には意味があります
アウフタクトは、ただ音の始まりが弱拍から始まるだけという方もいますが、
私は大きな意味があると思っています。
弱起から小節の最初の音(強拍)に、聞き手を引き込むものです。
弱起(アウフタクト)から始まる場合は
想像してみてください。
ステージの中央には、主役の役者さんが。
舞台の幕がゆっくりと上がります。
幕があがるにつれて、足先、ひざ、腰、肩までが、少しずつ確実に見えてくる。
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ここまでが弱拍(アウフタクト)
そして、いよいよ全身が現れる。
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この瞬間が小節の最初の音(強拍の音)
強起から始まる場合は
幕は上がっているけれど、完全に照明が落ちている。
突然ステージの照明がぱっとついて、まばゆいばかりの光に包まれた主役がそこに立っている。
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この瞬間が小節の最初の音(強起の音)
Point!
アウフタクト(弱起)には、観客を引き付けて期待感を感じさせる役割がある