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真似してみましょう
【真似るは学ぶ】という言葉を聞いたことがありますか?
まねる(真似る)は学ぶが語源なのだそうです。
真似をしていると、
その人と同じ演奏になるから「嫌だ」という人がいました。
真似をするということは、
誰か対象となる人を観察し、どのようにすればそのような音が出るのか、
演奏が出来るのかを考えることになります。
その人のいいところを観察します。試してみます。
違うかもと分かれば、工夫します。
この人のここはあまり好きじゃないかもと思うところも真似してみてもいいかもしれません。
試して、選ぶを繰り返すのです。
こうやって、たくさんのことを考える・行動する。
これが真似ることの良さだと思います。
こうやっていくうちに、自分だけの演奏ができる道がすこしずつ出来ていくのです。
自分は自分
1人1人、体格、息の量、唇の厚さ、手の大きさ、力具合などすべてが違うのですから
どんなに真似ても、「その人」になってしまう訳ではありません。
何よりも「心」が違います。
つまり同じ演奏にはならないのです。
真似ることは恥ずかしいことではありませんし、
その人と同じ音楽になってしまう訳ではありません。
怖がらずに、ぜひ真似をして、新しい発見をしてください。