繰り返し記号・反復記号 その2(楽典)
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曲の中で同じところを繰り返す場合に、繰り返し記号が使われます。

繰り返す部分をすべて書くと大変な量になる曲もあります。

楽譜を何枚もめくる必要がなくなって、読みやすくなります。

ダ・カーポ(D.C.)

D.C.(ダ・カーポ)と書かれている場所まで演奏したら、曲の最初まで戻り、Fine(フィーネ)と書いてあるところまで演奏して終わります。
Fine(フィーネ)の代わりに複縦線の上にフェルマータが書かれている曲もあります。

A→B→C→D→A→B

A→B→C→D→A→B

ダル・セーニョ(D.S.)

D.S.(ダル・セーニョ)と書かれている場所まで演奏したら、(セーニョ記号)まで戻り、Fine(フィーネ)と書いてあるところまで演奏して終わります。
Fine(フィーネ)の代わりに複縦線の上にフェルマータが書かれている曲もあります。

A→B→C→D→E→F→C→D

A→B→C→D→E→F→C→D

コーダ(Coda)

D.C.(ダ・カーポ)やD.S.(ダル・セーニョ)などの繰り返し記号で、繰り返し演奏している途中で、To Coda(トゥー・コーダ)が出てきたら、その場所からCoda(コーダ)まで跳びます。(飛んだ間の小節は演奏しません)

A→B→C→D→E→F→C→D→G→H

ここでは分かりやすいように、
コーダマーク)に、それぞれ「to」「Coda」とつけましたが、
「To Coda」にも「Coda」にも、コーダマーク)だけしか表記されていない場合もあります。

Point!
D.C.(ダ・カーポ)とD.S.(ダル・セーニョ)、Coda(コーダ)が、全て出てくる曲もあります。ごちゃごちゃにならないように覚えましょう。
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