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音楽とスポーツの違い
コンクールや発表会、緊張しますよね。
目の前には、多くの観客や審査員の先生方。
この緊張感が好き、ぜんぜん緊張しないという人もいます。うらやましいですね。
でも演奏は好きだけど、人前で吹くのは苦手、緊張でうまく演奏できない、と言う人もたくさんいます。
例えばこれがスポーツの世界だったら、
ほとんどのスポーツは、観客のほかに試合の相手がいます。
自分が思い通り
- 前に進みたい
- パスしたい
- ゴールしたい
- 打ちたい
思っても、相手に阻止されて、自分の思うようには行きません。
とても難しい世界です。
音楽は違います。
演奏が始まってからの時間は誰にも邪魔されることはありません。
思うように演奏していいのです。
思うように演奏していいのです。
誰も、楽器を奪いに来たり、目の前に立ちふさがったりして邪魔することはありません。
好きなことを好きなようにしていいのです。
自由を喜びましょう。
邪魔するとすれば、それは自分だけです。
演奏前までの練習の時間が充実していれば、自分を信じて演奏することが出来るでしょう。
邪魔する自分はどんな自分ですか?
- 出来ないままの場所がある
- 出ない音がある
- 指が回らないところがある
- いつも同じところでひっかかる
こんな感じが、本番中に頭の中をよぎると、一気に緊張してしまいます。
これを解決するには練習しかありません。
苦手なものにふたをして見ないふりをしたまま、得意な場所ばかり練習していませんか?
苦手な場所から練習しましょう。
これだけやったんだと、自信をもってステージに立ちましょう。
自分にも自分の邪魔をさせないように。
本番は楽しむのです。それが音楽することの醍醐味です。