間違うところ、引っかかるところ、いつも同じではありませんか?
練習を見ていると、その「間違う場所」こそ、練習すればいいのですが、
曲として通したいと思うあまり、間違う場所をスルーして、次に行ってしまう人が多いのです。
間違った場所からやり直せばいいのですが、間違ったその場所はやらずに、その次の場所から演奏し始める人もいます。
これでは、いつまでたっても間違った場所ができるようになりません。
間違う場所はだいたいいつも同じなはずです。
その場所を重点的に練習します。
出来るようになってから前後を付け足して練習します。
一曲通したい!と思う気持ちをここはぐっと我慢して、苦手な場所が得意になるまで練習してみましょう。
Point!
得意な場所は音が大きく、表情豊か。
苦手な場所があれば、そこに向かうにつれて演奏するのが怖くなり、音も小さく、表情に乏しく、指も動かなくなったりします。
そして、観客にそれは必ず伝わります。
苦手を克服して、得意な場所・聴いてほしい場所にしましょう。
曲の輝きが変わってくるはずです。