Contents
楽譜には作曲者のメッセージがたくさん書かれています。
- リズム
- アーティキュレーション
- メロディー
- 対旋律
- テンポ
- ダイナミクス
- 音楽用語 etc.
上記のような演奏するうえで大切なメッセージが、楽譜のあらゆるところに書かれています。
意外と見ない音楽用語
この中でも初心者が見落としがちなのが、
楽譜のあちこちにちりばめられている【音楽用語】です。
例えばテンポです。
テンポ設定も、♩=60という風に数字で書いてあれば、テンポ60で演奏すると分かるので迷うことはありません。
分かりやすいですよね。
ですが、例えば下に書いてある速度用語は、数字でのテンポ指定がありません。
テンポには幅がありますが、どれくらいの速さで演奏するか分かりますか?
- Largo (ラルゴ)
- Adagio (アダージョ)
- Andante (アンダンテ)
- Moderato (モデラート)
- Presto (プレスト)
これらの用語は楽譜の一番最初に大きく書かれてあることが多いのに、答えられない人が意外に多くいます。
曲の冒頭にあってもこんな感じですから、
曲の途中に書いてある用語は、ほとんどの人が気にもとめません。
その他にも楽譜には、音楽を構成するうえで必要な音楽用語がたくさん書かれています。
音楽用語は作曲者が「このように演奏してほしい」という願い・メッセージです。
長時間の管弦楽曲や、ピアノコンチェルトなどは大変ですが、2、3ページの曲は音楽用語を全部調べても数分です。
この手間をおしまずに、作曲者の思いをすべて理解して演奏に生かすようにしましょう。
よく出てくる音楽用語は覚えてしまいましょう。