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練習するときに、姿勢を気にしていますか?
楽器ごとに、姿勢や構え方、楽器の持ち方が違いますから、
ここでは基本的なことをお話します。
練習するときに、姿勢を気にしていますか?
良い姿勢というのは、体がリラックスしていて、負担がどこにもかからず、自分の思うように体を動かせ、効率のよい呼吸ができる状態の事です。
管楽器や声楽は息を使いますが、弦楽器、打楽器、鍵盤楽器のように息を使わない楽器もありますね。
息を直接的には使わなくても、同じように体がリラックスしていること、
腕や指がよく動く(回る)状態が良い姿勢のポイントだと思います。
練習中はすっかり気が抜けてしまって、とても人前で見せられない姿勢で練習している人がいます。
座って練習する時に、
- 背もたれに寄りかかる
- 足を投げ出している
- つま先だけ床がについていてかかとが上がっている
なんていうことはありませんか?
ピアノの場合、指の運びに気を取られて、姿勢が崩れていませんか。
姿勢が良くないと、演奏している姿の印象が美しくありません。
管楽器の場合は、よい呼吸ができる訳がありませんし、良い音が出せるはずがありません。
譜面台の位置、高さ、角度はいつも同じですか?
練習だから、とりあえず見えればいいや、、とテキトーではありませんか?
普段の時に、こんな状態で練習していると、いつもと違う状況に置かれた時、
つまり本番で緊張してしまいます。
練習自体が、「本番に向けた練習」とはほぼ遠いものとなります。
そして何より、
体のどこかに負担がかかって、痛めてしまうと、楽器を演奏すること自体が難しくなることもあります。
姿勢をよくする時に確認するポイントは
Point!
- リラックスしていること
- 骨格で姿勢を保つこと
- 腰・肩・背中・腕など、体に負担がかかっていないこと
- 効率よく呼吸ができていること
- 美しく見えること
- 持ち方、構え方がその楽器での最適な形になっているか
姿勢が決まったら、いつもその姿勢で練習しましょう。
本番で練習通りの姿勢ができるように。
いつも美しい姿勢と音で、音楽を奏でましょう。
そして大切な体が痛まないように、ケガのないようにしましょう。